JLPT N1 – Reading Exercise 60

#287

快楽を定義すると、「何の役に立つわけでもないが、自分にとって楽しいこと、ラクなこと、気持ちのよいこと」ということになります。「___1___」というのがポイントです。大人になるにしたがって、私たちは「何かのために言動せよ」と要求されること

が圧倒的に多くなってきます。受験のために勉強する、健康のためによりよい食事を摂る、収入を得るために働く、明日のために早く寝る、知識を得るために本を読む…それはそれでとても大切なことですが、いつもいつも「…のため」と目的意識をもって生活するのは、とてもしんどく疲れることです。

(伊藤絵美「自分なりの快楽」「エーゼスト」2001年1月号増進会出版社による)

Try It Out!
1
「___1___」に入るのに最も適切なものはどれか。
1. ラクである
2. 気持ちがよい
3. 自分にとって楽しい
4. 何の役にも立たない