JLPT N1 – Reading Exercise 36

#263

アルリカ・サハラ砂漠に生息するアリの一種は、巣から餌を探しに出掛けた後、帰るのに、太陽の光のほか、歩数を手掛かりにしている可能性が高いことが分かった。ドイツ・ウルム大などの研究チ-ムが二日までに米科学誌サイエンスに発表した。ただ、この体内「歩数計」詳しい仕組みはまだ分からないという。
学名が「カタグリフィス・フォルティス」と呼ばれるこのアリは、帰巣の際、来た道筋をうねうねとたどって戻るのではなく、巣に直行することが知られる。
周囲に目印がない砂漠で、方向は太陽光に頼るとしても、「______」が謎だった。
(日本経済新聞2006年7月3日付朝刊による)

Try It Out!
1
「______」に入る最も適当なものはどれか。
1. 帰巣行動と太陽光の関係
2. 体内「歩数計」の詳しい仕組み
3. どうやって距離をつかんでいるか
4. どのような方法で餌を探しているか