JLPT N1 – Reading Exercise 67

#294

「できる人のモノサシ」は、ごく一部であるエリートにしか通用しません。でも大多数に属している平凡な自分がもつ「ふつうのモノサシ」は、世の中の多くの人に通用するモノサシです。その「ふつうのモノサシ」からこそ、多くの人に共感されるヒット商品が生み出せると思うのです。

自分は平凡だとか、つまらない人間だと思っている人にこそ、「売れる発想」がわき、「売れるシナリオ」が組み立てられ、「売れる商品」をつくれるのではないか。私はそんなふうに考えています。

Try It Out!
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「売れる商品」をつくれるとあるが、なぜか。
1. 平凡な人は自身のモノサシを大多数の人に合わせて変えられるから
2. 平凡な人は自身のモノサシが世の中に通用すると理解しているから
3. 平凡な人はエリートより独創的なモノサシをもっているから
4. 平凡な人は大多数の人に受け入れられるモノサシをもっているから