翻訳: Ai Tokimatsu 校正: Yasushi Aoki
翻訳: Ai Tokimatsu 校正: Yasushi Aoki
皆さん お疲れさまです
安宅です
日本が今ある状態と 我々のチャンスについて
ちょっと話してくれないかということで やってきました
タイトルは『シン・ニホン』と
何故かということは だんだんわかってくると思うんですけども
今 私達がですね 置かれている状況というものを
ちょっとまあリキャップ的に したいんですけれども
一番 この30年ぐらいで私が思う
世の中で一番起こっている変化は
コンピューターを持ち歩くことだと 思っています
30年前のスパコン 一番速かったクレイのコンピューターの
数十倍速いコンピューターを 皆さんがポケットに持っています
iPhone 6で20倍速かったんです
7 以上持っている人は もっと速いです
とんでもなく速いコンピューターを 皆さんは持ち歩いているんですね
なおかつ 帯域が異常な勢いで 増えていっています
だいたいこの十数年で 千倍以上になりました
私が働いているYahoo! Japanが できてから20年間で
1万倍以上速くなっています
そして これから5Gになると
この帯域がもう千倍速くなることが 決まっています
いいですか?
今ですね パケットプランが 15ギガのやつが50ギガになりましたけど
たぶんあと5年から10年でですね
1ヶ月のプランが5テラとかになります
「5テラプラン」の時代が来る!
これがいわゆるビッグデータです
これはめちゃめちゃなログデータが 噴き出してきている訳です
だけど 幸いですね
コンピューターというのはとんでもない スピードで進化しています
なので チップの数が 異常な勢いで増えてますから
処理できるものが増えていると
もうひとつラッキーなのはですね
このコンピューターのお陰が 結構 大きいんですけど
あとデータのお陰ですね
今までだったら絶対に 可視化できなかったデータが
可視化できるように なってきています
全く走らなかったニューラルネットワークが 走るようになって
ディープラーニングが動いています
また こういう異常なパターンというかですね
もうデータが多過ぎて
数字の羅列では絶対に わからないパターンも
見えるようになっている ということですね
結果として 我々は
これ(産業革命)に近い 異常なタイミングに生きている と
産業革命というのは2〜3百年かけて 起こってきた訳ですけれども
だいたい1800年代になるか ならなかった頃は
日本もアメリカも 世界中
90%以上の人が第一次産業に 従事していたことがわかっています
アメリカで96%だった と言われている
でも今 数%しか 働いていないですね
でも我々は全然 生産性高く生きている訳です
それに近いぐらい 私達の今の時間というのは
なんというか 情報処理に使われていますね
これが解き放たれるという 非常に重要な時間というか
タイミングに生きているという
とても面白い時に僕らは生きている ということが言えるかなと思います
ここに生きているということは
もうやっぱりエンブレースしないといけない
死ぬほどラッキーなことで 超面白い時なんですね
「確変モード」である (笑)
ええ そうなんですよ
過去2千年くらいの 正確に言うと百万年の
人間の生産性を調べたと言い張っている人が バークレーにいるんですけど
彼によるとですよ
真実かはともかくとして
ローマ時代から産業革命までの 2千年かけて
生産性は2倍にしか 上がっていないです
ただ そこから後ですね
150年かそこらかけて 生産性は100倍近く上がっています
ただ よく見ると
マクロ的には今 若干サチってるんですね
これがもう一発 跳ねるんじゃないかというのが
今 我々が見ている時だと思います
実際にですね 非常に面白い サインが生まれていて
マーケットキャップのランキングを見ても
上の方はほとんど ICTと呼ばれる
インフォメーション コミュニケーション テクノロジー系の
企業が並んじゃって
世界最大級のメーカーと言える トヨタの上にですね
アリババとかAmazonがいるという そういう時代です
付加価値の総和で見た GDPで見てもですね
過去20年間で 実は ICTセクターがなかった日本は
縮小経済であった ということがわかっています
これは実は世界的にも 大体どこ見ても似たような傾向にあって
成長のドライブというのは この ICTになっています
しかも 面白いのはですね
この利益よりも 遥かにこのICT系の企業というのは マーケットキャップが大きくて
「世の中を変えている感」というのが 富につながるという
つまりですね「妄想力が富を産む」という 驚くべき時代が来ている訳ですよ
国富を産み出すのは ハードワークというよりも
妄想力の時代になったという
それを頭に置いて
じゃあ どうやってやっていったら 良いのかということなんですが
ざっくり言うと3つのことが 非常に重要だという風に考えています
1つは非常に多くのデータをマッシブに 色んなところに使うということですね
2つ目はそれを非常に強烈な力で 安くガンガン処理をかける と
3つ目は当然 非常に世界レベルの サイエンティストやエンジニアが入って
ガンガンやるという ことなんですが
これちょっと非常に語られることが珍しい 日本の不都合な真実がありまして
まず最初のデータ
これは あの —
正直 勝負になっていないです
全てのフィールドにおいて 全く勝負になっていないです
データを使うという話でですね
今 自動走行車とか 色々ありますけれども
それの手前でですね ルームシェアリングとかカーシェアリングとか
データを使う産業が 色々あるんですけれども
これらはほとんど保護されていて できないです
この国ででは ですね
もっと問題なのはですね 例えば自動走行車っていう
たぶん自動走行車を 世界一作る国が
日本になる可能性が 結構高いんですけれども
日本の道はこんな感じで —
無理です!
無理なんです!
あのですね 向かいから来た オバチャンがいてですね
気合いとかでですね
人の家の中に入ってですね
場合によっては10mくらい バックしてすれ違うとかいうのは
自動走行車にはできません
完全に止まっちゃうんです
この話は技術で解決しろっていう人が いるんですけど
いや できますよ
空飛ぶ車とかね 足生やすとか
もう3千万になりますよ 車がね それは無理なんですね
ドローンを飛ばそうとしても 見た通りですね
いいですか? これ
東京都港区
平屋と50階建が混在しています
パリとかは ほとんどフラットですね
エッフェルタワーしかないんで
ドローンゾーン使えば 飛ばせるんですけれども
これができないんですね
またデータ処理ということで 見るとですね
そもそもデータプロセシングコストというのは 電気代なんですけれども
もう勝負になってなくてですね
なんかよくわかんないくらいに データ処理に金がかかる と
しかもそのソリューション というところを見ると
これは本当に何というか ごく一部ですけれども
ほとんど日本という国の プレゼンスはないですね
ということで非常にデータプロセシングにおいて 日本はビハインドです
というか ものすごく ヤバい状態なんですね
そこの技術の1つの核心である ディープラーニングの
キーセンターと言うべきところが あるんですけれども
この辺の人達というのは この業界の人は皆詳しいんですが
有名人です
もう全部 海外です
北米および英国に集中しています
こういう状態です
エンジニアくらいいるだろうと 皆さん思われるかもしれないんですけれども
確かにいます 結構いるんです
でも日本は アメリカの3分の1です
ここの真ん中の ミッシングというところがミソで
当然 日本人は無意識のうちに アメリカの次だと思っているんですが
そんなことはなくてですね
中国とインドには負けているんですね
こういう状態でですね
ビッグデータ人材というのは もっと少なくて たぶん
もっと下 7、8番目の可能性すらあると
ナンバーを触っていく人自体がですね 足りないんですね
サイエンスやテクノロジー系の 大学卒業性の数というのは
実は1年あたりでですね
人口5千万の韓国より 10万人以上少ないです
なぜかというと
韓国だとかドイツっていうのは テクノロジー立国だという意識が強いんで
大学生が6割以上理系なんです
日本は2割なんですね
私みたいに博士課程とか行ったら 変態扱いされちゃう
すごいヤバイ生き物なんですよ
「何でなんだろう?」という こういう状態ですよね
アナリティカルなトレーニングを 受けた人の数も超少ないです
100人あたりでアメリカの 3分の1しかいなくて
数学大国のポーランド みたいなところから比べると
1桁少ない訳ですね
これは人間の数だけの問題ではなくて
プログラムもすごい足りていないです
データサイエンスのプログラムというのは
アメリカも全然なかったんですけれども
たった1年で500を超したんですが
日本はようやく今度の春に 滋賀大学にできるぐらいで
全くないという状況です
これは人が足りないという 問題なんですけれども
しかもですね そういう人は 発見するのが困難なだけじゃなくて
あんまり産業的なことを やる気がないんですよ
皆さんがエジソンに なれるような時代なのに
全然やる気がないということで
我々に必要なのは オタクではなくて
やっぱり「世の中を変えるんだ」というですね
こういうハッカーとかギークみたいな 人達が必要なんですけれども
ちょっと足りていない と
ということで 勝負になっていない訳です
まあ何というかですね こういう時代がありましたよね
結構ヤバかった時があった訳ですね
限りなく何もない状態に 戻ってしまっている
じゃあ 日本に希望はないのか?というと
産業革命を振り返ってみるとですね
これ実は 大きく3つくらい フェーズがある訳です
1570年代後半からの こういう新しい技術が生まれた時代があって
それがまあ 応用が出てきて
そして更にですね エコシステムというべき
非常に複雑に絡み合ったものが できていったと
日本はどうしていたかというと
フェーズ1 ちょんまげを結っていてですね
9割以上の人は田んぼを耕していました
100年以上田んぼを耕していたので あんまり参加していないんですよね
でも突然やって来てですね こういう風にですね
ぶち切ったという過去があります
そして なんかよくわかんないくらい すごい新幹線を作ってみたり
そしてスパコンとかも作ってみたりして
すごい国になっちゃった訳ですね
なので フェーズ1に乗り損ねたことは
明らかなんですけれども
まあ気にせずですね —
フェーズ2と3が やって来ることは確実ですから
これに向けて頑張ったら どうでしょうかというのが
今 ここで皆さんに提案したいことです
まだ見込みはありますし
過去もフェーズ1やったこと ないんですよ この国は
だから気にしなくて良くてですね
もうビッグウェーブが来ます!
波に乗る準備をして
乗りましょう ということですね
しかもですね 非常に優れたコンセプトが
Ghost in the Shell とかですね ドラエもんとかですね
なんかヤバいアイデアが 山のようにあってですね
これまさにフェーズ2、フェーズ3 じゃないですか
ね?
ネタはあるんです
アイデアはあります
また勝てます! 私達は!
そして この間やっていた映画で 非常に感動的なセリフがありました
「この国はスクラップ&ビルドで のし上がってきた
今度も立ち上がれる」
まさにですね 非常に面白い局面で
我々はもう ほとんど スクラッチなんですけれども
もう1回やりましょうよ ということで
気持ち良く戦えるんじゃないかな というのが
スッキリとやりましょう ということで
私の話は以上です
ありがとうございました
翻訳: Ai Tokimatsu 校正: Yasushi Aoki
翻訳
校正
皆さん お疲れさまです
お疲れさま
皆さん
安宅です
安宅
日本が今ある状態と 我々のチャンスについて
日本
我々
状態
チャンス
今
について
ちょっと話してくれないかということで やってきました
くれる
ちょっと
話す
やってくる
という
タイトルは『シン・ニホン』と
タイトル
何故かということは だんだんわかってくると思うんですけども
けども
思う
何故
だんだん
わかる
という
今 私達がですね 置かれている状況というものを
状況
今
置く
私
達
という
ちょっとまあリキャップ的に したいんですけれども
的
ちょっと
けれども
一番 この30年ぐらいで私が思う
思う
一番
ぐらい
年
私
世の中で一番起こっている変化は
変化
一番
世の中
起こる
コンピューターを持ち歩くことだと 思っています
思う
コンピューター
持ち歩く
30年前のスパコン 一番速かったクレイのコンピューターの
一番
コンピューター
前
年
速い
クレイ
スパコン
数十倍速いコンピューターを 皆さんがポケットに持っています
倍
数
コンピューター
十
速い
ポケット
皆さん
持つ
iPhone 6で20倍速かったんです
倍
速い
7 以上持っている人は もっと速いです
以上
人
速い
持つ
もっと
とんでもなく速いコンピューターを 皆さんは持ち歩いているんですね
コンピューター
速い
皆さん
持ち歩く
とんでも
なおかつ 帯域が異常な勢いで 増えていっています
増える
勢い
異常
なおかつ
帯域
だいたいこの十数年で 千倍以上になりました
以上
だいたい
倍
数
十
千
年
私が働いているYahoo! Japanが できてから20年間で
年間
できる
働く
私
1万倍以上速くなっています
以上
倍
速い
万
そして これから5Gになると
これから
そして
この帯域がもう千倍速くなることが 決まっています
倍
決まる
千
速い
帯域
いいですか?
今ですね パケットプランが 15ギガのやつが50ギガになりましたけど
プラン
今
パケット
たぶんあと5年から10年でですね
たぶん
年
1ヶ月のプランが5テラとかになります
プラン
ヶ月
「5テラプラン」の時代が来る!
時代
プラン
来る
これがいわゆるビッグデータです
いわゆる
データ
ビッグ
これはめちゃめちゃなログデータが 噴き出してきている訳です
訳
データ
噴き出す
めちゃめちゃ
だけど 幸いですね
幸い
だけど
コンピューターというのはとんでもない スピードで進化しています
コンピューター
進化
スピード
という
とんでも
なので チップの数が 異常な勢いで増えてますから
なので
増える
勢い
異常
数
チップ
処理できるものが増えていると
増える
処理
できる
もうひとつラッキーなのはですね
ひとつ
ラッキー
このコンピューターのお陰が 結構 大きいんですけど
コンピューター
大きい
結構
お陰
あとデータのお陰ですね
データ
お陰
今までだったら絶対に 可視化できなかったデータが
絶対
できる
今
データ
化
可視
可視化できるように なってきています
できる
化
可視
全く走らなかったニューラルネットワークが 走るようになって
全く
走る
ディープラーニングが動いています
動く
また こういう異常なパターンというかですね
異常
パターン
こういう
もうデータが多過ぎて
過ぎる
多い
データ
数字の羅列では絶対に わからないパターンも
数字
絶対
パターン
わかる
羅列
見えるようになっている ということですね
見える
という
結果として 我々は
我々
結果
として
これ(産業革命)に近い 異常なタイミングに生きている と
生きる
産業
異常
革命
近い
タイミング
産業革命というのは2〜3百年かけて 起こってきた訳ですけれども
かける
産業
訳
起こる
革命
年
百
けれども
という
だいたい1800年代になるか ならなかった頃は
だいたい
年代
頃
日本もアメリカも 世界中
アメリカ
日本
世界中
90%以上の人が第一次産業に 従事していたことがわかっています
アメリカで96%だった と言われている
でも今 数%しか 働いていないですね
でも我々は全然 生産性高く生きている訳です
生きる
生産
訳
我々
性
全然
高い
それに近いぐらい 私達の今の時間というのは
ぐらい
今
時間
近い
私
達
という
なんというか 情報処理に使われていますね
使う
情報処理
なんと
これが解き放たれるという 非常に重要な時間というか
非常
重要
時間
解き放つ
という
タイミングに生きているという
生きる
タイミング
という
とても面白い時に僕らは生きている ということが言えるかなと思います
生きる
思う
時
とても
面白い
僕ら
言える
という
ここに生きているということは
生きる
という
もうやっぱりエンブレースしないといけない
やっぱり
いける
死ぬほどラッキーなことで 超面白い時なんですね
時
超
面白い
死ぬ
ラッキー
「確変モード」である (笑)
笑
変
モード
ええ そうなんですよ
過去2千年くらいの 正確に言うと百万年の
過去
くらい
正確
言う
千
年
百
万
人間の生産性を調べたと言い張っている人が バークレーにいるんですけど
調べる
生産
人間
性
人
バークレー
言い張る
彼によるとですよ
彼
真実かはともかくとして
ともかく
真実
として
ローマ時代から産業革命までの 2千年かけて
かける
産業
時代
革命
千
年
ローマ
生産性は2倍にしか 上がっていないです
生産
倍
性
上がる
ただ そこから後ですね
後
150年かそこらかけて 生産性は100倍近く上がっています
かける
生産
倍
性
そこら
上がる
近く
年
ただ よく見ると
見る
マクロ的には今 若干サチってるんですね
的
若干
今
マクロ
これがもう一発 跳ねるんじゃないかというのが
跳ねる
一
発
という
今 我々が見ている時だと思います
思う
見る
我々
時
今
実際にですね 非常に面白い サインが生まれていて
非常
サイン
実際
面白い
生まれる
マーケットキャップのランキングを見ても
マーケット
見る
キャップ
ランキング
上の方はほとんど ICTと呼ばれる
ほとんど
方
上
呼ぶ
インフォメーション コミュニケーション テクノロジー系の
系
テクノロジー
コミュニケーション
インフォメーション
企業が並んじゃって
企業
並ぶ
世界最大級のメーカーと言える トヨタの上にですね
トヨタ
世界
上
級
最大
言える
メーカー
アリババとかAmazonがいるという そういう時代です
時代
そういう
という
付加価値の総和で見た GDPで見てもですね
見る
価値
付加
総和
過去20年間で 実は ICTセクターがなかった日本は
日本
年間
過去
実は
セクター
縮小経済であった ということがわかっています
経済
縮小
わかる
という
これは実は世界的にも 大体どこ見ても似たような傾向にあって
世界
大体
似る
見る
傾向
実は
的
成長のドライブというのは この ICTになっています
ドライブ
成長
という
しかも 面白いのはですね
しかも
面白い
この利益よりも 遥かにこのICT系の企業というのは マーケットキャップが大きくて
マーケット
利益
企業
系
大きい
遥か
キャップ
という
「世の中を変えている感」というのが 富につながるという
変える
世の中
つながる
富
感
という
つまりですね「妄想力が富を産む」という 驚くべき時代が来ている訳ですよ
驚く
時代
力
訳
つまり
富
産む
来る
妄想
という
国富を産み出すのは ハードワークというよりも
ハード
産む
出す
ワーク
国富
妄想力の時代になったという
時代
力
妄想
という
それを頭に置いて
頭
置く
じゃあ どうやってやっていったら 良いのかということなんですが
じゃあ
良い
という
ざっくり言うと3つのことが 非常に重要だという風に考えています
考える
非常
重要
言う
風
ざっくり
という
1つは非常に多くのデータをマッシブに 色んなところに使うということですね
非常
使う
ところ
色んな
データ
多く
という
2つ目はそれを非常に強烈な力で 安くガンガン処理をかける と
かける
力
非常
処理
強烈
目
安い
ガンガン
3つ目は当然 非常に世界レベルの サイエンティストやエンジニアが入って
世界
非常
レベル
入る
目
当然
エンジニア
サイエンティスト
ガンガンやるという ことなんですが
ガンガン
という
これちょっと非常に語られることが珍しい 日本の不都合な真実がありまして
珍しい
日本
非常
語る
ちょっと
真実
不都合
まず最初のデータ
最初
データ
これは あの —
正直 勝負になっていないです
正直
勝負
全てのフィールドにおいて 全く勝負になっていないです
全く
全て
勝負
において
フィールド
データを使うという話でですね
使う
話
データ
という
今 自動走行車とか 色々ありますけれども
自動
走行
色々
今
車
けれども
それの手前でですね ルームシェアリングとかカーシェアリングとか
手前
ルーム
シェアリング
データを使う産業が 色々あるんですけれども
産業
色々
使う
データ
けれども
これらはほとんど保護されていて できないです
ほとんど
これら
できる
保護
この国ででは ですね
国
もっと問題なのはですね 例えば自動走行車っていう
例えば
自動
走行
車
もっと
問題
っていう
たぶん自動走行車を 世界一作る国が
自動
たぶん
走行
国
車
作る
世界一
日本になる可能性が 結構高いんですけれども
日本
可能
性
結構
高い
けれども
日本の道はこんな感じで —
日本
感じ
こんな
道
無理です!
無理
無理なんです!
無理
あのですね 向かいから来た オバチャンがいてですね
向かい
来る
気合いとかでですね
気合い
人の家の中に入ってですね
中
人
入る
家
場合によっては10mくらい バックしてすれ違うとかいうのは
とかいう
場合
バック
くらい
すれ違う
によって
自動走行車にはできません
自動
できる
走行
車
完全に止まっちゃうんです
完全
止まる
ちゃう
この話は技術で解決しろっていう人が いるんですけど
技術
解決
人
話
っていう
いや できますよ
できる
空飛ぶ車とかね 足生やすとか
空
足
車
飛ぶ
生やす
もう3千万になりますよ 車がね それは無理なんですね
無理
車
千
万
ドローンを飛ばそうとしても 見た通りですね
見る
通り
飛ばす
として
ローン
いいですか? これ
東京都港区
都
港
区
東京
平屋と50階建が混在しています
建
階
混在
平屋
パリとかは ほとんどフラットですね
ほとんど
フラット
エッフェルタワーしかないんで
ドローンゾーン使えば 飛ばせるんですけれども
使う
飛ぶ
けれども
これができないんですね
できる
またデータ処理ということで 見るとですね
見る
処理
データ
という
そもそもデータプロセシングコストというのは 電気代なんですけれども
代
電気
けれども
という
そもそも
もう勝負になってなくてですね
勝負
なんかよくわかんないくらいに データ処理に金がかかる と
かかる
金
くらい
処理
わかる
なんか
データ
しかもそのソリューション というところを見ると
見る
しかも
ところ
という
これは本当に何というか ごく一部ですけれども
何
一部
本当に
けれども
ほとんど日本という国の プレゼンスはないですね
ほとんど
日本
国
プレゼンス
という
ということで非常にデータプロセシングにおいて 日本はビハインドです
日本
非常
において
という
というか ものすごく ヤバい状態なんですね
状態
ものすごい
そこの技術の1つの核心である ディープラーニングの
技術
核心
キーセンターと言うべきところが あるんですけれども
センター
言う
ところ
けれども
この辺の人達というのは この業界の人は皆詳しいんですが
皆
詳しい
人
辺
人達
業界
という
有名人です
有名人
もう全部 海外です
海外
全部
北米および英国に集中しています
集中
および
英国
北米
こういう状態です
状態
こういう
エンジニアくらいいるだろうと 皆さん思われるかもしれないんですけれども
思う
くらい
皆さん
けれども
エンジニア
しれる
確かにいます 結構いるんです
確か
結構
でも日本は アメリカの3分の1です
アメリカ
日本
分の
ここの真ん中の ミッシングというところがミソで
ミッシング
ところ
真ん中
という
当然 日本人は無意識のうちに アメリカの次だと思っているんですが
アメリカ
思う
次
無意識
当然
日本人
そんなことはなくてですね
そんな
中国とインドには負けているんですね
負ける
中国
インド
こういう状態でですね
状態
こういう
ビッグデータ人材というのは もっと少なくて たぶん
たぶん
人材
少ない
もっと
データ
ビッグ
という
もっと下 7、8番目の可能性すらあると
可能
下
性
もっと
番目
ナンバーを触っていく人自体がですね 足りないんですね
触る
足りる
ナンバー
人
自体
サイエンスやテクノロジー系の 大学卒業性の数というのは
卒業
数
性
系
大学
テクノロジー
サイエンス
という
実は1年あたりでですね
あたり
実は
年
人口5千万の韓国より 10万人以上少ないです
以上
人口
人
少ない
千
万
韓国
なぜかというと
韓国だとかドイツっていうのは テクノロジー立国だという意識が強いんで
意識
強い
韓国
テクノロジー
ドイツ
立国
という
っていう
大学生が6割以上理系なんです
以上
大学生
割
理系
日本は2割なんですね
日本
割
私みたいに博士課程とか行ったら 変態扱いされちゃう
行う
博士
課程
扱い
私
みたい
ちゃう
変態
すごいヤバイ生き物なんですよ
すごい
生き物
「何でなんだろう?」という こういう状態ですよね
何で
状態
こういう
という
アナリティカルなトレーニングを 受けた人の数も超少ないです
受ける
数
トレーニング
超
人
少ない
100人あたりでアメリカの 3分の1しかいなくて
アメリカ
あたり
人
分の
数学大国のポーランド みたいなところから比べると
比べる
数学
ところ
みたい
大国
ポーランド
1桁少ない訳ですね
訳
桁
少ない
これは人間の数だけの問題ではなくて
人間
数
問題
プログラムもすごい足りていないです
すごい
足りる
プログラム
データサイエンスのプログラムというのは
プログラム
データ
サイエンス
という
アメリカも全然なかったんですけれども
アメリカ
全然
けれども
たった1年で500を超したんですが
たった
超す
年
日本はようやく今度の春に 滋賀大学にできるぐらいで
滋賀大学
今度
日本
できる
ようやく
ぐらい
春
全くないという状況です
全く
状況
という
これは人が足りないという 問題なんですけれども
足りる
人
問題
けれども
という
しかもですね そういう人は 発見するのが困難なだけじゃなくて
発見
困難
しかも
人
そういう
あんまり産業的なことを やる気がないんですよ
産業
あんまり
的
やる気
皆さんがエジソンに なれるような時代なのに
時代
なれる
皆さん
全然やる気がないということで
全然
やる気
という
我々に必要なのは オタクではなくて
必要
我々
オタク
やっぱり「世の中を変えるんだ」というですね
変える
世の中
やっぱり
という
こういうハッカーとかギークみたいな 人達が必要なんですけれども
必要
みたい
人達
けれども
こういう
ハッカー
ちょっと足りていない と
足りる
ちょっと
ということで 勝負になっていない訳です
訳
勝負
という
まあ何というかですね こういう時代がありましたよね
時代
何
こういう
結構ヤバかった時があった訳ですね
訳
時
結構
限りなく何もない状態に 戻ってしまっている
戻る
何
しまう
状態
限り
じゃあ 日本に希望はないのか?というと
日本
希望
じゃあ
産業革命を振り返ってみるとですね
産業
革命
振り返る
これ実は 大きく3つくらい フェーズがある訳です
訳
くらい
実は
大きい
フェーズ
1570年代後半からの こういう新しい技術が生まれた時代があって
技術
時代
年代
新しい
生まれる
こういう
後半
それがまあ 応用が出てきて
応用
出る
そして更にですね エコシステムというべき
更に
そして
システム
非常に複雑に絡み合ったものが できていったと
複雑
非常
できる
絡み合う
日本はどうしていたかというと
日本
フェーズ1 ちょんまげを結っていてですね
フェーズ
ちょんまげ
結う
9割以上の人は田んぼを耕していました
以上
耕す
人
割
田んぼ
100年以上田んぼを耕していたので あんまり参加していないんですよね
以上
あんまり
参加
耕す
年
田んぼ
でも突然やって来てですね こういう風にですね
突然
風
こういう
やって来る
ぶち切ったという過去があります
過去
切る
という
そして なんかよくわかんないくらい すごい新幹線を作ってみたり
すごい
くらい
そして
新幹線
作る
わかる
なんか
そしてスパコンとかも作ってみたりして
そして
作る
スパコン
すごい国になっちゃった訳ですね
すごい
訳
国
ちゃう
なので フェーズ1に乗り損ねたことは
なので
乗る
損ねる
フェーズ
明らかなんですけれども
明らか
けれども
まあ気にせずですね —
気
フェーズ2と3が やって来ることは確実ですから
確実
やって来る
フェーズ
これに向けて頑張ったら どうでしょうかというのが
向ける
頑張る
という
今 ここで皆さんに提案したいことです
提案
今
皆さん
まだ見込みはありますし
見込み
過去もフェーズ1やったこと ないんですよ この国は
過去
国
フェーズ
だから気にしなくて良くてですね
気
だから
良い
もうビッグウェーブが来ます!
来る
波に乗る準備をして
波
準備
乗る
乗りましょう ということですね
乗る
という
しかもですね 非常に優れたコンセプトが
非常
しかも
優れる
コンセプト
Ghost in the Shell とかですね ドラエもんとかですね
なんかヤバいアイデアが 山のようにあってですね
山
なんか
アイデア
これまさにフェーズ2、フェーズ3 じゃないですか
まさに
フェーズ
ね?
ネタはあるんです
アイデアはあります
アイデア
また勝てます! 私達は!
勝てる
私
達
そして この間やっていた映画で 非常に感動的なセリフがありました
非常
感動
そして
的
この間
映画
セリフ
「この国はスクラップ&ビルドで のし上がってきた
国
スクラップ
のし上がる
今度も立ち上がれる」
立ち上がれる
今度
まさにですね 非常に面白い局面で
非常
まさに
面白い
局面
我々はもう ほとんど スクラッチなんですけれども
ほとんど
我々
けれども
もう1回やりましょうよ ということで
回
という
気持ち良く戦えるんじゃないかな というのが
戦える
気持ち良い
という
スッキリとやりましょう ということで
スッキリ
という
私の話は以上です
以上
話
私
ありがとうございました
ありがとう
ござる
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