東京 文京区に
ある自民党の
猪口邦子参議院議員の
自宅マンションの
部屋が
全焼し、2
人が
死亡した
火事で、
現場検証の
結果、
応接室から
火が
出たとみられることが、
捜査関係者への
取材でわかりました。
出火原因は特定できていませんが事件性はなく、電気火災の可能性もあるということです。
先月27日の夜、東京・文京区小石川のマンションの6階にある猪口邦子参議院議員の部屋が全焼した火事で、警視庁によりますと、死亡した2人は夫で、東京大学名誉教授の猪口孝さん(80)と33歳の長女と確認されたということです。
死因はいずれも焼死とみられています。
これまでの調べで、油をまかれたような跡はなく、玄関や6階につながる非常階段の鍵はかかっていて、外部から侵入された形跡もないことがわかっています。
捜査関係者によりますと、警視庁と東京消防庁が行った現場検証の結果、部屋の中央付近が激しく焼けていて、応接室から火が出たとみられることが新たにわかったということです。
部屋全体の焼け方が激しく出火原因は特定できていませんがこれまでの捜査で事件性はなく、現場にライターなどの着火物やストーブもないことから、電気火災の可能性もあるとしています。