７なな～９月くがつ国内こくない企業きぎょう売上うりあげ高だか ３さん年ねんぶり減少げんしょう 中国ちゅうごくの景気けいき減速げんそくなど影響えいきょう

売上うりあげ高だかが前まえの年としを下回したまわるのは2016年ねん７月しちがつから９月くがつ期き以来いらい３さん年ねんぶりです。

製造せいぞう業ぎょう、非ひ製造せいぞう業ぎょうともに減少げんしょうし、特とくに情報じょうほう通信つうしん機械きかいが中国ちゅうごくの景気けいき減速げんそくでスマートフォン向むけの電子でんし部品ぶひんの販売はんばいが減少げんしょうし、マイナス18.9％と大幅おおはばな減少げんしょうとなったほか、金属きんぞく製品せいひんも米べい中ちゅうの貿易ぼうえき摩擦まさつの影響えいきょうでマイナス15.4％となりました。

また企業きぎょうの経常けいじょう利益りえきは17兆ちょう3232億おく円えんで、去年きょねんを5.3％下回したまわり２に四半期しはんき連続れんぞくで減少げんしょうしました。

小売こうりを含ふくむ非ひ製造せいぞう業ぎょうは消費しょうひ税率ぜいりつ引き上ひきあげを前まえに家電かでん製品せいひんの駆け込かけこみ需要じゅようがあったことなどからプラス0.5％だった一方いっぽう、製造せいぞう業ぎょうは自動車じどうしゃ関連かんれんで研究けんきゅう開発かいはつ費ひの負担ふたんが増ふえたことなどで、マイナス15.1％となりました。

一方いっぽう、企業きぎょうの設備せつび投資とうしは去年きょねんの同おなじ時期じきを7.1％上回うわまわり、12四半期しはんき連続れんぞくで増加ぞうかが続つづいています。

財務省ざいむしょう「緩ゆるやかに回復かいふくという景気けいき状況じょうきょうを反映はんえい」

今回こんかいの調査ちょうさ結果けっかについて財務省ざいむしょうは「売上うりあげ高だかと経常けいじょう利益りえきが減少げんしょうしたものの、７月しちがつから９月くがつの時期じきだけで比くらべると、経常けいじょう利益りえきは過去かこ３さん番目ばんめに高たかい水準すいじゅんを維持いじし、設備せつび投資とうしの増加ぞうかも続つづいている。緩ゆるやかに回復かいふくしているという景気けいきの状況じょうきょうを反映はんえいした結果けっかになったと考かんがえている」としています。